HOME > 太陽光発電用語集
ケイ素を主体とする非結質半導体。太陽電池などに応用されており、単結晶シリコン・多結晶シリコンなどと比較して、エネルギーギャップが大きく、光吸収係数が高い、製膜が簡単などの特徴を持ち、次世代太陽電池の素材として期待されている。
家庭の熱源をすべて電気に切り換えること。太陽光発電システムと組み合わせることで、光熱費を大幅に削減できる。省エネ商品も多く、CO2排出量が少ないため、地球環境への配慮にもなる。
ソーラーパネルを屋根などに設置する際に、その土台となる台座やフレーム。
屋根の形状のひとつ。どちらか一方に全面に傾斜している。一面の屋根面積が広く、太陽光を利用する住まいの屋根に適している。
屋根の形状のひとつ。2つの面から構成されている屋根。太陽光発電システムにとって、南北に分かれている屋根の南側に太陽電池パネルを設置することが最も効率的となる。
通称J-PEC。太陽光発電協会(JPEA)内に設置され、太陽光発電システムに関する補助金交付申請の受付や審査、交付金額の決定、支払い業務を行う。
太陽光発電システムを設置する際に受給できる補助金。国、都道府県、市区町村からの3種類があり、それぞれ併給が可能。
太陽電池の基本単位。このセルを複数枚を配列したものが太陽電池モジュール(太陽光パネル)と呼ばれる。屋外で利用できるよう樹脂や強化ガラスなどで保護し、パッケージ化している。
太陽光発電システムの青や黒のパネル。太陽の光を電力に変換することができる。モジュール1枚あたり190W前後の発電が可能。
住宅用として最も一般的なモジュール。小さな結晶の集まりからできているため、表面に模様があり、青い色をしている。
多結晶モジュールよりも、モジュール変換効率が高いのが特徴。より多くの電力を作ることが可能で、モジュール表面に模様がなく、黒い色をしている。
パワーコンディショナの性能を数値化したもので、太陽電池モジュールで作った「直流電力」をどれだけ「交流電力」に変換できるかを表す。数値が高いほど、作った電力を無駄なく家庭で使える。
昼間に家庭で作った電力が、家庭での使用量を上回った場合に、余剰電力として電力会社に売ること。2009年11月から、売電単価はこれまでの約2倍(1kWhあたり約48円)となっている。
発電所(火力発電・水力発電・原子力発電)や太陽光発電システムなどにおいて、利用するエネルギーに対してどのくらいの割合を電気エネルギーに変換することができるのかをあらわす指標。発電効率が高いほど効率的な発電設備であるといえる。
直流電力を、家庭の電気製品で使える交流電力に変換する機器。
太陽電池モジュールが発電した直流電力を交流電力にいかにロスなく変換できるかを示す割合。この値が高いほど、効率よく変換でき、パワーコンディショナは高性能ということになる。
家庭での発電が消費を上回る状態になり、余った電力のこと。
屋根の形状のひとつ。真上から見ると台形になっている。最も発電効率がよい南側の屋根以外にも取り付ける場合、太陽光パネルを東側・西側にも取り付けるため、設置面積は広がるが、発電効率は落ちる。